ステイホームのさなか、羽のようにひとつの唄が舞い降りてきた。その唄には、脳裏にはじめからベースラインが響いていた。誰もが知りたい「きっかけ」は、これがすべて。ステイスピリット。「必要な薬草は庭に生えている」。タマシイにまつろい、雪の中から夏の花を見つけよう。そうして見つけた花の名前は YUKO でした。
ある冬の午後 集まった4人は、いつか見えてくるであろう、新しいフェーズを創造していこう、と決心します。物語が、かけがえのないメンバーの最期を看取ることになっていくなど、想像もせずに。第1章は夜の嵐。それぞれがそこでどれほどの闇を見てきたかは、お互いも分からない。だけど意識の地下2階で対話できていることを示す印(しるし)が、ひとつひとつ瞬いていきました。「yes」「信じる」。古くから当たり前にある言葉が、当たり前のチカラで星になってくれました。僕らは生きる炎で闇を照らし、愛で包み、進むのでしょう。光と闇 どちらもいっしょに。
夜が明ける。新しいフェーズがぼんやり浮かびはじめる。マラマの原野が見える。あたたかい雪が羽のように舞い降りている。
ここに探しに来てください
幻の白鹿と 白狼と 白隼
標(しるべ)になる積み石を
置いておきました
あなたのスピリットと
ここで逢うために |